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  • 執筆者の写真冨樫 耕平

つみきの会の定例会と全国集会

NPO法人つみきの会の東京定例会(2023/5/21)と

全国集会(大阪;2023/6/11)に講師としてご招待いただき、

参加してきました。


東京定例会には、セラピーを実践されている

保護者やセラピストの皆様がご参加されていました。


一部の保護者の方々は、お子様とご一緒に参加され、

セラピーを実施する様子を見せてくださいました。

子供たちもとても熱心にセラピーに参加していて、

普段、保護者の皆様が、ご熱心にセラピーを行われている成果だと感じました。


セラピー・お子様の様子をみた後、

藤坂代表が、お子様ひとりひとりにあわせた

具体的な、セラピストのスキルにあわせた、

アドバイスをされていました。


時々、「特定の手順・やり方」が、

ABAであると勘違いしている人達をみかけます。

しかし、ABAの世界的な普及に大きく貢献された

UCLAのロバース博士は、

“If a child cannot learn the way we teach,

we must teach the way the child can learn”(Lovaas, n.d)

(「私たちが教える方法で子供が学べないなら、

その子供が学べる方法で教えなければならない」)とおっしゃっていました。


つまり、特定の手順を子供に当てはめるのではなく、

子供にあわせて支援をデザインするのが、本来のABAです。


東京例会への参加を通じて、

藤坂代表も子供や保護者の皆様にあわせた指導を大事にされているのだと

改めて、感じました。


大阪の全国集会には、「ABA療育支援員」

有資格者の方々がご参加されました。


全国集会では、講義の他に、

実践報告やグループディスカッションが行われました。


実践報告やグループディスカッションを通して、

「ABA療育支援員」の皆様は、

普段から子ども達の利益を最優先に、

ご熱心にABAを実践されていることが伝わってきました:


子供たちのセラピーだけでなく、

多職種連携における個別化・状況にあわせた工夫などの

ご報告・発表がありました。


また、報告を聞いていた参加者の皆様からは、

理解をさらに深めるための質問や、

素晴らしい取り組みに対しては、

自然に(誰かに促されることなどなく)拍手が起こったり、

「○○が素晴らしかったと思いました」等の

コメントが、頻繁に行われていました。


このような強化的な環境を築き、

それを長期間にわたって維持することは、容易なことではありません。


よく、中心となる先生・指導者が、一人で話し続け、

参加者・生徒はそれをただ聞くだけの勉強会がありますが、

そのような環境において

生徒は、行動していないので、

強化される学びに関わる行動がありません。

また、実践報告やケースに関する相談をしても、

(建設的ではない)批判ばかりされる勉強会では、

生徒が発表する行動は、弱化されてしまうかもしれません。


つみきの会では、参加者・有資格者の皆様が積極的に行動し、

学びつづけられる強化的な環境があるということを学びました。


このような「学び続けられる環境」は、ABAの実践に欠かせません。

学び続けなければ、子供たちに

利用可能な、最も効果的な支援(Van Houten, 1988)を

提供することはできません


参加者の皆様が普段、ご活動されている分野や場所等も多様で、

私自身もたくさんの学びを得ることができました。

帰国後、コロナの影響などがあり、

人と会うことが減ってしまいましたが、

改めて、人と交流することの大切さを実感しました。


また、北海道医療大学の坂野雄二研究室(修士課程)にいたときにお会いして以来、

久しぶりに、松見淳子先生ともお目にかかることができて、嬉しかったです。

松見先生のご指導を通して、新たな気づきと学びを得ることができました。


このような貴重な学びとご縁に感謝いたします。


p.s.

初めて大阪に行きましたが、

やっぱり大阪のたこ焼きは、おいしかったです。

次は、1箱ではなく、2箱買います!



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