• 冨樫 耕平

中2で日本を離れて得たもの②:Fijiで逮捕?

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中学2年生(14歳)のときに、親元を離れ、ニュージーランドへ留学しました。

そのときの経験が、今、私が子ども達のちからになりたいと思う原動力になっています。

留学中の経験について、何度かに分けて書いていきます。#中2で日本を離れて得たもの

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高所恐怖症で、初めて飛行機に乗った私と私の兄は、

一緒に留学先のニュージーランドへ向かいました。


現在は、日本からニュージーランドへ直行便が出ていますが、

当時は、フィジーで乗り継ぎをしなければなりませんでした。


飛行機の離陸時、ビビりまくっていた私も

飛行機が高度を上げ、飛行機に慣れてくると、

映画を観たり、機内食を食べて、「飛行機なんて怖くない」と思っていました

(ニュージーランド到着後、これが大きな誤りだということを思い知ります)。


機内(勿論、エコノミークラス)では、

ジュースが飲み放題だったり、

食事の後には、アイスクリームが配られ、

セレブのような時間を過ごしながら、

乗り継ぎ地のフィジーに到着しました。


出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/fiji/index.html


私が日本を出たのは、12月の冬でしたが、

飛行機を降りると、とても蒸し暑く、変な感じがしました。

北半球と南半球は季節が逆ということは、知っていましたが、

飛行機を降りるまで、それを実感できていませんでした。


飛行機を降りるときは、日本人の女性の添乗員さんが案内してくれましたが、

フィジーに到着すると案内役は、

現地の強そうな、「ごっついおじさん」にバトンタッチしました。


ごっついおじさんに英語で、「パスポートを見せて」と言われました。

おじさんに英語でなんと言われたか理解できた私は、

ちょっと嬉しい・得意な気分になっていました。


そして、バックからパスポートを出そうとしたとき...


あれ?


パスポートがない!


14歳で初めて飛行機に乗り、初めて日本を出た私の理解では、

「パスポートを持たないで他の国へ行く=不法入国」だったので、

このときは、かなり焦りました。


ビザの手配などをしてくれたエイジェントの方からも

「パスポートだけは、絶対になくしてはいけない」と、

繰り返し、念を押されていました。


英語のテストで9点を採るくらい英語が「得意」だった私は、

なんとかパスポートが見当たらないことをごっついおじさんに伝えました

(どうやって伝えたのか覚えていません。とにかく必死でした)。


おじさんは、「こっちへ来い」と言い、

私と兄を、他の乗客がいる待合室とは違う、「別の部屋」へ案内しました。


このとき、私はとうとう逮捕されるのだと、かなり焦りました。


ごっついおじさんが部屋を出ていった後、

兄に「パスポートがない」と言うと、

「どっかにあるだろ」と冷静に言われました。

そして、ごっついおじさんが部屋に戻ってくる前に、

必死にパスポートを探しました。


結局、その後、無事、パスポートがバックの底から「発掘」され、

ごっついおじさんにも逮捕されずにすみました。


このとき、かなり焦っていたので、

フィジーが晴れていて、蒸し暑かったということと、

ごっついおじさんにオフィスのような場所へ連れていかれたことしか覚えていません。


その後、ニュージーランド直行便ができ、

フィジーの経由便がなくなってしまいました。

あの時、もう少しフィジーの景色などを

よく見ておけばよかったですが、

私にとっては大ピンチだったので、仕方ないですね。


今想えば、あのごっついおじさんは、私を逮捕するつもりはなく、

きっと私と兄が付き添いサービスを利用していたので、

親切で、待合室とは別の部屋に連れて行ってくれたのだと思います。


フィジーで逮捕されなかった私は、

フィジーを出て、兄とニュージーランドへ向かいました。


留学先は、ニュージーランドのHawke's Bayという地域にある

ネイピアという小さな田舎町でした。

フィジーを出た飛行機は、オークランドという大きな街に到着し、

そこからネイピア行の国内線に乗り換えました。

出典:https://www.eit.ac.nz/campus/international-students/life-in-hawkes-bay-2/


日本を出発した国際線の飛行機のなかでは、

映画を観たり、アイスを食べて「飛行機なんて怖くない」と

余裕をかましていた高所恐怖症の私ですが、

この後、またピンチを迎えることとなります。


つづく


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