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本当に必要なのは、追加の研修・トレーニングでしょうか?


組織で職員のパフォーマンスに課題があるとき、

よく検討される解決策のひとつが研修やトレーニングです。


例えば、繰り返し指導やリマインドを行っているにもかかわらず、

職員がルールどおりに記録を残さない場合、

「記録の取り方を理解していないのではないか」と考え、

研修を実施することがあります。


しかし、このような課題の解決に、本当に追加の研修が必要なのでしょうか?


1.まずは原因を分析する

パフォーマンスの改善には、まず原因を客観的に分析することが重要です。

もちろん、知識やスキルの不足が原因であれば、研修やトレーニングは有効です。

しかし、実際にはそれ以外の要因が影響していることも少なくありません。


例えば、

  • 記録するための時間が確保されていない

  • 必要なツールが整っていない

  • 記録してもしなくても特に違いがない


このような状況では、いくら研修を繰り返しても改善は限定的でしょう。


2.ROI(投資収益率)を考える

研修には時間も費用もかかります。

特に中小規模の組織では、限られた資源を有効に活用するため、

ROI(投資収益率)の高い解決策を選ぶことが重要です。


場合によっては、研修を実施するよりも、

業務手順やフィードバックの仕組みを改善する方が、

低コストで大きな効果を得られることがあります。



3.改善を維持する仕組みをつくる

仮に研修によって一時的にパフォーマンスが向上したとしても、

その効果が長続きしないことは少なくありません。


行動を維持するためには、研修だけでなく、

その行動が続くような環境や仕組みを整えることが必要です。


例えば、適切なフィードバックや成果の見える化、

日常的な支援体制などを組み合わせることで、研修の効果を維持しやすくなります。


おわりに

研修やトレーニングは重要な支援手段の一つです。

しかし、「問題があるからまず研修」という発想ではなく、

「まず原因を分析し、その原因に最も適した解決策を選ぶ」という視点が重要です。


場合によっては、研修以外の方法の方が、

低コストで持続的な改善につながることもあります。

 
 
 

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